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事業を行うにあたってサービス提供時の代金を回収できないリスクについて

サービス提供時の代金回収について

ビジネスでは、モノを販売もしくはサービスを提供してお金を受け取ります。

お金を受け取るタイミングはモノを販売もしくはサービス提供前か同時か後かでわかれます。

個人相手だと事前に支払うことが多く、法人相手だと事後に支払うことが多いです。

お金の支払いは個人、法人の信用によって成り立つので、より信用力の高いとされる法人は支払いが後になる傾向にあります。

支払う側からするとできる限り支払時期が伸びた方がいいかもしれませんが、

モノを販売もしくはサービスを提供した側からは、期日通りに入金をしてもらいとりっぱぐれがないように気を付ける必要があります。

代金を回収できないリスク

サービス提供後に代金が入金されないリスクがあります。

例えば飲食店では食事を提供して食後にお金を払わずに出ていかれることがあるかもしれません。

モノを販売もしくはサービスを提供したのに代金を回収できないとビジネスが成り立ちません。

請求書を発行することを忘れる、請求書を受け取っても支払いを忘れる、ことがあるかもしれません。

買い手が支払いを忘れている場合には売り手から連絡をする必要があり、

何度も支払い忘れがあると信用問題に関わってきます。

できる限り売り手は事前もしくは同時に代金を回収するようにしたいものです。

しかしながら、業界の慣習や相手との力関係といった要因で代金の回収が後回しになることがあります。

公認会計士・税理士である私の場合

公認会計士や税理士でもサービス後の代金回収が遅れるもしくはできなくなるリスクがあります。

公認会計士の業務は信用力のより高い上場企業がメインなので回収できなくなることは少ないですが、税理士は法人から個人事業主まで幅広い顧客層なのでより回収リスクが高くなるでしょう。

その回収できなくなるリスクにどのように対応しているか。

私の場合は顧問のお客様は口座振替サービスを利用しています。

口座振替サービスを利用することで、設定が完了すれば後は口座から自動で顧問料が入金されます。

中には登録した口座にお金が足りない、というケースもありましたが、ほとんど未回収になることはありません。

そのようなサービスは手数料がかかりますが、顧問先からの入金をほとんど気にすることがなくなります。

また、年1の確定申告や単発のコンサルティングの場合は料金を前払いしてもらうようにしています。

 

最近の商談で、まだ契約が決まっていない方の青色申告承認申請書の書き方についてアドバイスをしました。

結果として契約には至らなかったのですが、青色申告承認申請書の書き方をアドバイスした後にその方は音信不通になりました。

アドバイスをしたので感謝をしろとは言いませんが、せめて断りの連絡をもらいたかったです。(その方は61歳で定年退職して、退職後に個人事業主でコンサルタント業をしようとしている人でした。。)

今回のケースは自分の知識を無料で提供したことになるので、とりっぱぐれている一例になります。

今後は油断しないようにしていきたいです。

編集後記

今週は久しぶりに千葉みなと駅に行く機会がありました。

日本政策金融公庫から紹介のあった創業者フォローアップセミナーと参加者の交流会でした。

セミナー講師は元千葉ジェッツ社長の島田慎二氏でした。

セミナーはなかなか面白く、島田氏は本を出版されているので一度読んでみたいです。

また、創業者向けのセミナーで対面での交流をできる機会でもあったので、

今後も対面での交流会に積極的に参加していきたいです。

 

セミナー前のランチはJR千葉駅構内にある松戸富田麺業に行きました。

早めに行ったにも関わらず少し並びました。

味はもちろん美味しかったです。