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2022年度所得税確定申告終了後にやっておきたいこと

確定申告から2週間

個人所得税の確定申告期限は3月15日でした。

最終日のe-Taxの通信障害はなかったようです。

確定申告の期限から2週間が経ちました。

確定申告終了後に確定申告の記憶があるうちにやっておいた方が良いことがあります。

確定申告後にやっておきたいこと

確定申告終了後にやっておきたいことをまとめてみました。

・会計システムの繰越処理

使用している会計システムが2022年12月期になっているので、確定申告が終わった後に2023年12月期にする必要があります。

繰越処理は難しくはないですが、元入金の金額を変動さない等の注意が必要です。

 

・確定申告のやり方をまとめる

確定申告を自身で行っていると年1回の作業のためやり方を忘れてしまいます。

今回苦戦した内容や家事費の按分方針等をまとめておくと次回の確定申告をスムーズに行うことができます。

 

・2023年1月以降の記帳

会計システムの繰越後に2023年の記帳をします。

仕訳量が多ければ多いほど記帳を溜めてしまうとつらいので、できる限り溜めずに

記帳をしていきたいものです。

 

・2023年の業績予測

2022年の決算が締まった後に来期2023年の業績を考えます。(締まる前でも可能です。)

前年を振り返り、失敗したこと成功したこと、新たに始めようとすることでどれだけ業績に影響するかを考えていくと良いでしょう。

私も自身の確定申告の反省をしました

 

・2023年の資金繰り

お金のやりくりを考えることも重要です。

収入が安定していて支払が多くない人はそこまで細かく考える必要はないかもしれません。

収入に季節的変動がある人、金額の大きな投資をする人、借入金の金額が大きい人、自転車操業になっている人、は資金繰りを考える必要があります。

 

・インボイス制度への対応

2023年10月から開始されるインボイスについてどうするか、を考える必要があります。

消費税課税事業者は迷わずに申請できますが、消費税課税事業者ではない場合は悩むかもしれません。

申請期限が3月末から延長されていますが、そろそろインボイスの登録をするかどうかを決めておきたいですね。

2023年度の確定申告

まだまだ2023年度の確定申告は先ですが、時間が経つのは早く、あっという間に申告期限がやってきます。

今回の確定申告を税理士に依頼した人でも次回は自分で申告をできそうならしてもいいかもしれません。

確定申告の方法を学習する時間はあります。

逆に今回は自分で確定申告をした人でも次回は税理士に依頼することも考えられます。

税理士に依頼するとお金がかかりますが、確定申告の作業時間がなくなるので空いた時間を事業活動等に充てることができます。

面倒なことはギリギリまで手を付けたくないかもしれませんが、最終的に年明け以降に税理士を探すと割高になってしまいますので、顧問税理士を探すなら早めにすることをおすすめします。

編集後記

2023年も4月に入り明日から新年度です。

朝の電車は混むのでしょうか。

明日の私の予定は現金等の実査(監査業務)です。

時間は早くないですが普段行かない場所なので早めに駅に到着する予定です。

 

今週は六本木の現場に行っていました。

メインの写真は六本木さくら坂です。

春にお花見をする習慣はありませんが、桜を見ると癒されますね。